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2009年7月12日日曜日

賞賛と態度と努力の話

よく「あの人はその能力もそうなんだけど、何より態度が……人間として……」とかっていう言い回しありますよね

俺にしてみればこれ、矛盾してるとしか思えないんですけど

そら、毎日四六時中、賞賛されてれば、態度だって謙虚になるわって話

ガキじゃないんだからね 黙ってれば賞賛されるだけの能力持ってるんだから、それを自らひけらかすだけのメリットがもう全くないっていうか、限りなくハイリスクローリターンでしょ 普通の頭持ってたら、そら謙虚な態度取るわ

ヒールがヒールとしてキャラを確立できるのは、まずそのハイリスクローリターン性が前提として確かに存在しているからで、だけどまあ、このことはあまりにも「あからさま」過ぎるからみんな口には出さないだけなのか、それとも本当にここが、「何となく」のレベルですら理解できてない人が多いのか(まさかね!)知らないけど、なかなか明るみに出ないよねこの考え


満腹になった動物は、そら大人しいものです。無害です。だからみんな容易に近寄れるんよね
しかしまあ、ハングリーな動物=精神的に充足を得ていない人間の怖いこと怖いこと
俺だって遠のく


かくして、賞賛されている人間は、その賞賛によって更に賞賛され得る人間としての人格をより強固にし、そうでない人間はそうでないことによってますます孤独になっていくわけですね! まさに格差!


ここにまず、努力の一つのインセンティブがあるよね
評価(賞賛)されたい! だから努力する!

だけど、この動機によっかかってる限り、どう頑張っても「ホンモノ」にはなれない気がしている
例えば絵ね

「絵で評価されたい!」って、じゃあ評価されればあなたは野球でも・将棋でも・マジックザギャザリングでも・オナニー耐久レース(普通に世界大会とかあるらしいです)でもいいの?って話になってくると思いませんか

結局、いつかはそういった評価とは切り離した絵の魅力に、自分が気付かないといけないと思うのです
見せる人誰もいないのに、黙々と描き続けられたら本当に理想だ

でも僕には多分、そういうの絶対に無理だろうから、多分、評価されたらそこで頑張るの止めちゃうと思うんです
……まあ、今はまだ言うほど評価されてないし、これから先、ずっとそうである可能性はすごく高いわけなんですが、少しだけ怖くもあります

また、「評価されるような絵を描くためには評価に対する未練を(ある程度)断ち切らなければならない」という逆説的真理が、存在しているような気が、個人的にはしてるんです

いやまあこれは願望か
どうにも思考がガキ臭くていかん

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