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2010年7月3日土曜日

遅筆改善のためにできること

超個人的な意見になるかもしれない

っていうかなる

そういうのOKな人だけどうぞ↓




 最近大いに遅筆で悩んでる

別にイラストだけならいいんだけど、漫画も描いてみたい
正直、一枚のキャラ絵に5時間近くも費やしていると、間違いなく漫画なんて描けない

自分なりに遅筆の原因を考えてみる
というか、漫画用の絵を描くために作業短縮できる箇所を模索してみるといったほうが正しいかもしれない
僕はイラストの完成度を上げる一番の方法は時間をかけることだと思ってるので(構図で悩む、線を綺麗にひく、微修正を繰り返してデッサン狂いをつぶす、描きこむ、等々)、ある意味では今のスピードはイラストを描くことにおいては最適なのかもしれない

でもハッキリ言って漫画でそれを忠実にこなしていると、1ページ描くだけで一週間かかってしまう そんな馬鹿な話もないので、簡略化できるところはなるべく簡略化して、また、その経験をもう一度イラストに戻していけたらと思っている

最近色々考えてそれ用の練習を積み、多分これで漫画も描けるだろうというとこまできた
自分の考えを少しここに残していく


1.トーンと線、両方で描けるようにする
僕は主線ありもなしも両方描くので、これに関しては主線なしの描き方をちょっと変えることで練習とした。
今まではぐしゃぐしゃのラフを上から塗りつぶして主線なしの絵にしてたけど、やめて、いい加減でデフォルメを強くきかせた線で一応線画を描き、そこに色を載せるようにした 塗りを考えない自由な線は、僕に無駄な線を省くことを覚えさせた(漫画では色は塗らないので、イラストのように線がとじている必要がない)。影によって補う部分と、線によって説明する部分を自由に転換させられる描き方をすることで、より効率的に描きたいものが表現できる体になったと思う。


2.より強いデフォルメとその精度
これは上とつながっているが、線画の時、なるべく大まかな線で考えるようにした。今まで僕はたくさんの線を引いて、それを消したり付け足したりして一本の線をつくっていましたが、それをやめて、最初から一本の線で表現しようとした。デフォルメは多分、イラストを描く上でとても大事で(色置きなどに関しても)、デフォルメをきかせることで逆にリアルさが芽生えたり、最初の色置きが描き込み後の塗りに影響を与えることは想像に難くないわけで、つまりどう簡略化してものを捉えるかが、絵描きとしては永遠の課題なのかなと思った。

デフォルメの精度が上がれば修正が減る。それによってスピードも上がる。ただこれは一朝一夕でできるものではないし、含むべき工程をやめてしまうことは完成度の著しい劣化に間違いなく繋がるので、修正をなくしてスピードをあげることは、描いていくうちに何となく直すことが少なくなった程度の認識が最適だと考えている。



漫画とイラストの絵は基本的に違うと解されるのが一般的かと思うけど、結局絵の基本的なとこである、「複雑な図形を、脳という、認識項目数に限りがある器官でどう上手く把握していくか」という点ではむしろ相関関係にあるのではと思うのが最近である。

とりあえずこれだけ知ったかぶった文章をネットの海に垂れ流したわけなので、また上手くなる理由が増えてしまった
ここに書いたことの10%くらいでも実行に移せるように頑張りたいと思います
調子にのってすみませんでした

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